これまでに報告されている、健康食品と医薬品との相互作用をまとめました。
病気でお薬を服用中の方は、以下の表を参考にして下さい。

今現在サプリメントには、医薬品にあるような法的なものが存在せず、安全性、効果、効能がはっきりとした証明がなくとも販売することが可能になっています。ハーブや栄養補助食品の評価基準がなく、安全性や毒性がクリアーになっていないものも多いと思います。

とくにハーブに関しては「自然」「天然」のイメージが強く、日本では薬と併用しても問題ないと思われがちですが、欧米の薬局ではれっきとした薬として扱われています。薬の効果を強めたり弱めたりすることがあるので、飲み合わせには細心の注意が必要です。
また、体質によっては合わないこともあるため、アレルギーや不快感が出たら使用を即中止して下さい。1週間〜1ヶ月たっても効果がなければいったん中止や変更も考えて下さい。
天然だから安心というわけではないことをよく知り、摂取する前にかかりつけの医師や薬剤師に相談するなどし、とりかたには注意して下さい。

自らの健康管理や軽い病気のケアを自分の判断でする「セルフメディケーション」という考え方が広がるにつれ、ハーブ・サプリメントなどを自己流で試す人は増えています。しかし、それはあくまできちんとした健康や医療情報や知識をもっていることが大前提。
服用や併用に関しては、あくまでも購入者ご自身の責任に於いて行っていただくことになるため、各々が十分な知識をもったうえで慎重に購入・摂取して下さい。

サプリメント
併用を注意する医薬品名
相互作用の内容
ビタミンA テトラサイクリン系の抗生物質 頭蓋内の血圧が上昇し、激しい頭痛を引き起こすことがある。
ビタミンAビタミンE ワーファリン(血栓予防薬) ワーファリンの作用を増強させる可能性があります。
ビタミンB6 レボドパ(パーキンソン病の薬)、アレビアチン(抗てんかん剤) 薬の効果を弱める。
ビタミンD ジゴキシン、ラニラピッド(心不全や不整脈の薬)、ワンアルファ(ビタミンD剤) 作用を強めるため、副作用が出る可能性があります。
ビタミンC 抗血栓薬 薬の効果を弱める。
ナイアシン 高脂血症治療薬「メバチロン」 副作用が現れやすくなるので注意。
抗酸化物質(ビタミンEビタミンCβカロチンセレニウム コレステロール低下剤 薬の作用を弱めてしまうという報告があります。
エキナセア シクロスポリン・アザチオプリンなどの免疫抑制剤 薬の効き目を鈍くする。
抗悪性腫瘍薬メトトレキサートなど 肝機能に副作用をおよぼすおそれあり。
ショウガ(食事でとる程度ならば心配なし) ワルファリンやアスピリンなどの血液凝固阻止剤 出血を促す恐れがある。
精神安定剤 精神安定剤と併用すると、薬の沈静作用を促進する恐れがある。
ガーリック(食事でとる程度ならば心配なし) 血液凝固阻止剤 出血を促す恐れがある。
抗炎症薬 相互作用の恐れがある。
セントジョーンズウォート 強心剤「ジゴキシン」、がん治療薬、エイズの治療薬、抗鬱剤、麻酔、避妊ピル、抗てんかん薬(フェニトインなど)、気管支拡張薬(テオフィリンなど) 薬の効き目を鈍くする。
血液凝固阻止剤 出血を促す恐れがある。
選択的セロトニン受容体拮抗薬SSRI(抗うつ薬のひとつ) 薬の副作用が強く出る可能性があります。
ギンコウ アスピリンなどの血液凝固阻止剤 出血の恐れが高くなる。
抗てんかん薬、三環系抗うつ薬 薬の効き目を鈍くするおそれあり
高血圧患者用の利尿剤サイアザイド 血圧を上げる恐れがある。
カバカバ 精神安定剤や睡眠薬 沈静作用が高まり、意識不明になる恐れがある。
パーキンソン病の治療薬 薬の効き目が鈍る。
葉酸 抗がん剤 薬の副作用を強める恐れがある。
サンザシ 強心剤「ジゴキシン」 薬の効き目に影響を及ぼす。
バレリアン ベンゾジアゼピンやバルビツール剤などの精神安定剤 沈静作用を高める恐れがある。
ジンセン 抗鬱剤のフェネルシンやモノアミン・オキシダーゼ阻害薬 頭痛、不眠、震え、活動過多といった症状が出ることがある。
糖尿病治療薬 低血糖症を招く恐れがある。
血液凝固阻止剤および非ステロイド性抗炎症薬 出血を促す。
心臓病の薬ジゴキシン 薬の効き目に影響を及ぼす。
エストロゲン 薬の副作用を強める恐れがある。
抗精神病薬 薬の効き目を妨げる。
リコリス ステロイドや利尿剤 薬の効き目を鈍くする恐れがある。
抗高血圧薬 血圧を高くする恐れがある。
心臓病の薬ジゴキシン 薬の効き目に影響を及ぼす。
ゴールデンシール  血液凝固防止剤 薬の効き目が鈍くなる。
抗高血圧薬、強心剤 薬の効き目に影響を及ぼす。
精神安定剤 沈静作用を促進する。
ブラックコホッシュ 血液凝固阻止剤 出血を促す恐れがある。
カモミール 抗血栓薬 薬の副作用を強める恐れがある。
メリロート 抗血栓薬 薬の副作用を強める恐れがある。
マルベリー/ギムネマ 核血糖降下剤 薬の副作用を強める恐れがある。
チラミン 抗結核薬イソニアジド、MAO阻害剤 血圧上昇、発汗、動悸、嘔吐などの症状を発現させます。