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最近やっと通信販売やドラッグストアでも入手可能になったリポ酸ですが、意外にその歴史は古く、1951年に発見されて以来、ビタミンの一種として理解されていました。
アルファリポ酸は体内で微量が生成され、強力な抗酸化作用を持つことから万能抗酸化剤、普遍の抗酸化剤として知られており、その最大の特徴は、体内の使われて酸化したコエンザイムQ10、ビタミンC・E、グルタチオンなどの他の抗酸化剤も再活性化して再利用してくれる点です。
ただし、私たちは歳をとるにつれて体内で十分な量のリポ酸を生成できなくなるため、サプリメントなどによって補う必要があります。
カリフォルニア大学バークレー校の膜生体力学グループを率いる著名な科学者、レスター・パッカー博士はリポ酸と抗酸化剤の権威です。
博士の発見によると、リポ酸は脂溶性でも水溶性でもなくすべての細胞に浸透する非常に独特な物質で、特定の働きしかしない他の抗酸化剤とは違って、他の抗酸化剤が不足したときにピンチヒッターとなるフリーエージェントなのです。つまり、ビタミンEやビタミンCが不足すると一時的にリポ酸がその役割をしてくれるのです。また、リポ酸にはビタミンCやビタミンEの効果を高める作用もあります。
リポ酸のもっとも重要な働きのひとつが、血糖値を正常に保つことです。多くの中高年の血糖値が高いのはインスリン抵抗性(U型糖尿病)を示しているからで、アメリかでは患者数が1600万人にも上ります。インスリンとは、糖分やグルコースを体細胞が利用できる形に分解してくれるホルモンです。このインスリンに耐性があると、血糖値やグルコース値が高くなりやすく、やがてアテローマ性動脈硬化症、神経障害、失明といった重大な症状を引き起こします。ヨーロッパでは昔からインスリン抵抗性やほかの糖尿病が原因となる合併症の治療にリポ酸が使われていました。
最近になってボディビルダーの間でリポ酸の効果が話題になってきました。
運動中、からだはエネルギーを作り出すために普段異常の酸素を要求します。酸素使用量が増えるほどフリーラジカル(組織を破壊する分子)が生成され、激しい運動を行った際に筋肉痛やこわばりが起こるようになります。リポ酸を摂取していると、トレーニングを行っても翌日に痛みや不快感を感じないという話を聞きました。
このように、いろいろな成分と相性が良いリポ酸は、今やダイエット・ボディビル・アンチエイジング、そして坑酸化サプリメントとして中心的存在となっているのです。
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