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糖尿病のお話し

前回まで、夏シリーズでお話しましたが、今回からまた「肥満の合併症」シリーズに戻りましょう。

<糖尿病とは>

尿に糖が出ることから名付けられた病名ですが、これは血液中のブドウ糖が増えすぎて尿の中に糖が溢れてきた状態です。実際は血液中のブドウ糖の量(血糖値)をもとに診断します。 病名の「糖尿」が問題なのではなく「高血糖」が問題なのであり、本来なら「高血糖症候群」のほうが適切なのかも知れません。原因はインスリン作用の不足、つまりインスリンの供給不足と、インスリン標的臓器での感受性の低下が関係します。

<糖尿病の種類>

主なものは

◆T型糖尿病

T型(インスリン依存型)糖尿病は、主に幼児から15才以下の小児期に、比較的急激に発症することが多く、かつては「若年型糖尿病」とも呼ばれていました。 このタイプの糖尿病の治療には、食事療法・運動療法のほか、インスリンの注射がかかせません。 膵臓β細胞が、なんらかの原因で破壊された結果、インスリンを分泌できなくなり、高血糖として発症します。

◆U型糖尿病

U型(インスリン非依存型)糖尿病は、インスリンの分泌量が低下しているか、インスリンの血糖を下げる作用が弱くなって発症するもので、遺伝素因のほかに、エネルギーの過剰摂取や栄養の偏った食生活、運動不足、ストレスが大きくかかわっています。その治療にかならずしもインスリンを必要としないもので、日本人の糖尿病の90%を占めています。このタイプは40才以降に発症することが多いのですが、肥満児の増加と共に10代から発症するケースも増えています。

<糖尿病を悪化させる要素>

過食などのエネルギー過剰摂取、運動不足、ストレスなどによって、インスリンの働きが悪くなったり、インスリンの分泌量が不足してくると、血中のブドウ糖の濃度が高くなり、全身にさまざまな合併症を引き起こす原因となります。また、この高血糖状態そのものが糖尿病をさらに悪化させます。食生活のほか、ストレスも要素の一つです。 ストレスを感じると、それに反応して 副腎皮質ホルモン・アドレナリンなどが分泌されます。これらのホルモンは、インスリンの働きを妨げ、血糖を上昇させます。この直接要素のほか、ストレスによる暴飲・暴食といった間接的な要素も無視できません。

<糖尿病を放置すると・・>

高血糖の状態を放置しておくと、恐ろしい合併症がおこります。失明する場合もあれば、死期を早めることもあります。合併症が出るということは、すでに症状がかなり進行してしまっています。合併症で代表的なものは、

  • 神経障害
  • 膜症
  • 腎 症

で、3大合併症といわれています。

■ 神経障害

3大合併症の中でも、発症の頻度が一番高いと言われているのが、この神経障害です。神経障害は、末梢神経障害と自律神経障害に大別できます。

* 末梢神経障害
血糖のコントロールが悪く 高血糖の状態が続くと、ブドウ糖が神経細胞の中に入って、神経の働きが低下してしまいます。ひざから下が強くしびれたり、痛んだりします。

    こんな症状があったら要注意
  • 安静時や睡眠中によく足がつる
  • 虫がはっているような感じがする
  • 手足がしびれてり痛む
  • 手足がやたらにほてったり、冷たく感じたりする

* 自律神経障害
自律神経は、内臓などをコントロールしている神経です。
この機能が変調をきたすといろいろに障害がおこってきます。

    こんな症状があったら要注意
  • 立ちくらみ
  • 無痛性心筋梗塞
  • 顔面神経麻痺
  • しびれ・いたみ・こむら返り
■ 網膜症

網膜症と白内障は、糖尿病による代表的な目の病気です。糖尿病網膜症は、失明原因の第1位になっています。眼底にある網膜の毛細管が冒されて発症します。

■ 腎 症

人工透析が必要になる人の30%が糖尿病が原因です。血糖値が高い状態が続くと 腎臓の血管が冒され、血管からタンパクが漏れ出て、老廃物を濾過する機能が衰えてきます。やがて むくみが発生し、さらに進行すると、腎不全・尿毒症になってしまいます。

<インスリンについて>

インスリンの分泌を大きく二つに分けると「基礎分泌」と血糖上昇に合わせて分泌される「追加分泌」です。健康診断では普通、空腹状態での血糖値を測ります。このときは正常ですが、食事によって血液中の糖分が増えるとそれを処理するためにインスリンが大量に追加されます。糖尿病の初期は、「追加分泌の遅れ」や「分泌量の低下」という形で現れることが多く、この状態は高血糖を持続させ、長引けばやがて本当の糖尿病になってしまいます。少ない量のインスリンで済むように膵臓をいたわらなければなりません。まず運動する習慣をつけ、インスリンの効き目を高めることができれば、高血糖は予防されます。

もうひとつは食事です。摂取する糖質の量を抑える、あるいは血糖にブドウ糖が流れ込むスピードを遅らせることです。特に過食を原因とする多くの糖尿病、もしくはその予備軍では「食の感受性が低下している」と指摘されています。つまり「味わって食べる」習慣を喪失し、「飲みこむ食事」が普通になっています。大量の食事を一気に取ると血糖は急上昇します。すい臓はおおわらわでインスリンを分泌して対抗します。この状態が続くとインスリンの働きが悪くなり、高血糖が続くことになります。高血糖は動脈硬化を促進するとともに膵臓自身をも弱らせます。この悪循環を断つためには、腸における糖の吸収をゆっくりとさせる食事をとることです。血糖値を十分コントロールできている糖尿病患者に一食15分以内の早食いをしてもらったところ、食後高血糖が出現したという研究報告もあります。ゆっくりと味わって食べることは、じっくり咀嚼する行為でもあります。咀嚼は脳の満腹中枢を刺激し、過食を防止します。実際、糖尿病患者はそうでない人に比べ咀嚼力が低下していると言う論文もあるほどです。咀嚼による信号が満腹中枢を刺激するのは20〜30分後。その前に食事が終わってしまうことが現代人には多いのではないでしょうか。

進行した合併症があったり、心筋梗塞などの心臓病があったり、運動をすることが適当でない なんらかの理由がある方は別として、一般的に軽い糖尿病の場合は、適度な運動は非常に重要です。 適度な運動をすると、筋肉の中のグリコーゲンが消費され、同時に血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれて血糖値が下がります。また、運動することでインスリンの働きがよくなるので、ますます効果的にインスリンが働きます。さらに運動は、肥満の予防にも心肺機能の向上にも役立ちます。運動量は少ないと効果がなく、多すぎると体に悪影響をおよぼします。自分にあった適度な運動量を考えなければいけません。運動療法は自分が最大に行える強さを100とすると、40〜60位で行います。目安として、「少しキツイ」「少し息がはずむ」程度の強さが適当です。食後1時間から1時間半くらいの時間帯が運動をする理想的な時間といえます。この時間帯は食べたものが消化吸収され血糖値が高くなる時間帯でもあります。つまり、運動による低血糖症状を起こす心配がありません。とはいってもこの時間帯に運動できる人は少ないかもしれません。

■ まとまった時間がとれない人の運動の仕方
1)通勤時間を利用して運動する

サラリーマンの人はマイカー通勤を見直しましょう。2km以内なら歩いて通えます。3〜5kmなら自転車がよいでしょう。また,公共の交通機関を利用すれば,駅やバス停までのウォーキングが可能になります。歩いて5分もかからないような場合は,1駅先まで歩いてみましょう。乗り換えのときの歩行や階段の昇降もよい運動になります。

2)買物の時間を利用したウォーキング

近所で買物をするときは,外出したついでに少し遠回りしてでも,15分くらい歩いてからお店に行きましょう。

3)仕事で体を動かすことも,よい運動になることがあります。

身体を使って行なう仕事は,場合によっては有効な運動療法になることもあります。身体全体,特に脚を使って一定時間継続する仕事は運動療法として有効だと考えられます。

4)万歩計を利用し1日1万歩を目標に

一定の時間続けられなければ,こま切れ運動でもしかたありません。運動の質はともかく運動量だけでも確保しましょう。万歩計をつけ,1日1万歩を目標に頑張ってください。

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亜鉛は、インスリンの生成や機能への関与、また免疫能の賦活や生殖機能そのものなどに重要な役割を果たしています
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CoQ10は、もともと体内の全ての細胞に存在する補酵素ですので、重篤な副作用の報告はなく、 安全性の高いものです。不足したCoQ10を補給することは、ミトコンドリアの活力を高め、細胞を生き生きとさせます。 細胞が活性化すると体全体の新陳代謝も促進されます。悪玉コレステロールの酸化防止による動脈硬化の予防や、糖尿病、高血圧症、歯周病、喘息等の呼吸器疾患などで多数の有効例が報告されています。

<危険因子で最も大きいのは肥満>

糖尿病の実態調査から、糖尿病が強く疑われる人の28.0%、糖尿病の可能性を否定できない人の26.9%が現在肥満でした。 また糖尿病が強く疑われる人の52.7%、糖尿病の可能性を否定できない人の37.3%は、過去に肥満でした。 最近においては、肥満した脂肪細胞がインスリンの働きを邪魔する作用を持つホルモンを出すことがわかっています。 体重を減らし脂肪細胞を小さくすることによって このホルモンを減らし、糖尿病の発生防ぐとまでいわれています。

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クロミアムピコリネート:300錠(約10カ月分) Weider Nutrition
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ブドウ糖が細胞に取り込まれるには、まずインスリンが筋肉や脂肪細胞にある受容体に結合しなければならないのですが、肥満気味の人はインスリンに応答する細胞の受容体の感度が鈍くなっていて(特に筋肉細胞の感度が鈍い)、食べた糖質は脂肪細胞により溜まりやすくなっています。クロムには受容体のインスリン感度を引き上げる働きがあり、脂肪細胞よりも筋肉細胞の感度を引き上げる効果が大きくなるように作用します。つまり食べた糖質を脂肪にではなく、筋肉のエネルギーになるように仕向けてくれます。
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糖分の吸収をブロックする効果があります。この製品は、糖尿病患者が使用しても安全ですが、日々のインスリンの必要量に影響を与えることがあります。
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水溶性のりんごペクチンです。高血圧症の場合も水溶性の繊維が体内の食塩を排泄し、血圧の低下をもたらします。糖尿病やダイエットにも有効です。

糖尿病になってしまったら大変です!日ごろから肥満に注意しましょう

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