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最近よく聞く言葉に「活性酸素」とか「抗酸化作用」という言葉がありますね。これはいったいどういうことなのでしょうか?
また、これに伴って、抗酸化サプリメントの種類も大変多く出てきています。
今回は、「抗酸化」について詳しくみていまきしょう。
■抗酸化とは?
抗酸化とは、わりやすく言えば酸化を防ぐ働きのことをいいます。酸化とはサビること。例えば、鉄がサビたり、リンゴが茶色く変色すること。これらはすべて、空気中の酸素によっておこる「酸化」です。それと同じことが人の皮膚や体内にも起きています。つまり、生きとし生けるもの(動植物)は酸化することによって老いたり腐敗したりするわけですが、この進行を遅らせる働きこそが抗酸化なのです。
■活性酸素って?
私たちが病気になるのも、身体の中での過剰な酸化(活性酸素)が主な原因になっていると言われています。
活性酸素とは我々が吸っている酸素の中で攻撃的になった酸素のことです。
体内に取り入れられた酸素は、私たちが日常的に受けている「紫外線・タバコの煙・排気ガス・ストレス」などによって化学反応を起こし、有害な酸素に変わります。この有害な酸素が、「活性酸素(フリーラジカル)」と呼ばれております。
しかし、活性酸素は、私たちに、良い働きもしています。事実、私達の身体は活性酸素なくして細菌から身を守れないのです。
活性酸素が良い方向に働く例としては、体内に入り込んだウィルス、細菌、カビなどを退治し、感染症にならないように防いでくれること。しかし必要以上に活性酸素ができてしまうと、逆に正常な細胞、細胞膜さらにはDNAに攻撃をかけ、破壊するような行動をとるのです。このように活性酸素は体内で良いことも悪いこともしています。
また脂質をも酸化してしまうので、過酸化脂質ができ、いろいろな病気(アトピーの悪化、白内障、痴呆症、動脈硬化、糖尿病、肝機能障害、リウマチ性関節炎、ガンなど)を誘発したり、症状を悪化させたりします。
現代病の実に90%は、活性酸素の大量発生によって起こるという報告もあるほど。
老化とは一般的に「歳をとるにつれて身体の機能が衰えること」とされていますが、この原因について 最近、「活性酸素によって身体の細胞や組織が酸化して変質し、機能が衰える」のではないかという『活性酸素説』が注目されるようになってきています。活性酸素は身体中で発生し、全ての老化現象の原因になっており、人体に及ぼす弊害なんと200種類以上!といわれています。
■不安定な活性酸素
空気中の酸素はO2で安定していますが、活性酸素は不対電子を持っているため、自分が安定しようとして、他の細胞から電子をうばうことで安定状態になります。これが「酸化させる」(サビさせる)ということです。電子を奪われた細胞は、活性酸素と同じようにその周りの細胞から電子を奪い、酸化がどんどんと広がっていくのです。また酸化された細胞は本来の働きをになうことができないので、その器官の機能は低下してしまいます。その連鎖のスピードは何千分の1秒、何万分の1秒というから驚きです。
■活性酸素の「掃除屋」スカベンジャー
しかし私たちも活性酸素にやられっぱなしではありません。体にはこうした活性酸素を除去する働き、スカベンジャーが備わっています。
SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンなどの活性酸素除去酵素(スカベンジャー)の存在です。これら酵素の働きで体の中の余分な活性酸素が還元、消去されるのです。
☆抗酸化酵素は、たんぱく質やミネラル(亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガン)といった原材料から作られます。この3種類の酵素が十分に体内で生産され、お互いが関連し合うことで「活性酸素」を撃退してくれるため、私たちは普段の食事から過不足なく、これらの原材料(たんぱく質、亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガン)を取り込まなければなりません。この抗酸化酵素の生産量は加齢とともに低下してくるため、普段の食生活では十分な栄養を摂るように心掛けるなどの注意が必要です。
日頃からの栄養補給に完全な栄養補助食品です。
抗酸化成分を多くしたスーパーマルチビタミン。
- この活性酸素除去酵素の生成は20歳頃がピークだといわれています。それ以降どんどんと生成量が減っていきます。40代になるとなんとピークの半分にまで減少してしまいます。年齢とともに老化していくのは活性酸素除去酵素の生成が少なくなってきて体を活性酸素の老化から守れなくなってきてしまうのが原因の一つなのです。
では、SODが無くなったらどうすればいいのか?
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活性酸素を除去してくれる栄養素を補おう。
年齢とともにSODやその他の抗酸化酵素の量が減ってきますが、これらの酵素と同じように活性酸素を消してくれる物が食品として存在します。代表的なものとして、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、ポリフェノール類(フラボノイド、カテキン、イソフラボン、アントシアニン)などです。このように体内で不足する分は外から補うことによって、過剰に発生した活性酸素もうまく抑制することができます。
■抗酸化サプリを使いこなそう
呼吸過程で消費した酸素のうち約2%は活性酸素になると言われています。
活性酸素は大きくわけて4つに分類できます。
「スーパーオキシドアニオン」「ヒドロキシラジカル」「過酸化水素」「一重項酸
素」の4種類です。
まず、呼吸によって取り込まれた酸素と、食物から得た栄養素とを用いて細胞内のミトコンドリアでATP(アデノシン-三-リン酸)というエネルギーのもとをつくり、私たちの体はその蓄えられたATPからエネルギーを引き出し、活動しています。
この活動の過程でスーパーオキシドアニオンと呼ばれる活性酸素が作られます。スーパーオキシドアニオンはスカベンジャーの働きにより同じく活性酸素のひとつ過酸化水素へと変換され、最終的には無害な酸素と水に分解されます。ただし過酸化水素は体内の鉄や銅と結びつくこともあり、そうするともっとも強力な活性酸素であるヒド
ロキシラジカルへと変化してしまいます。
もうひとつ活性酸素には一重項酸素と呼ばれるものがあります。これは紫外線の照射により体内の酸素分子が反応してできるものです。これにはとくにトマトに含まれるリコピンとよばれる色素、それからβ-カロテンがよくききます。
活性酸素の代表なものとして一番有名なのは、スーパーオキシドアニオンラジカルですが、ヒドロキシルラジカルの方が活性が高いと言われています。過酸化水素も活性の高い活性酸素の仲間です。そして、この攻撃性の高さから傷の消毒薬などにも使われています。
下記に活性酸素の種類とそれに働きかけるスカベンジャーを並べてみました。
・スーパーオキシドアニオンラジカル…SOD、ビタミンC、ビタミンE、ユビキノン、β-カロテン、フラボノイドなど
・過酸化水素…ビタミンC、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼなど
・ヒドロキシラジカル…β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンペルオキシターゼ、ポリフェノール、フラボノイド、女性ホルモンなど
・一重項酸素…リコピン、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、SOD、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファン、グルタチオンペルオキシターゼ、カロチノイド、女性ホルモンなど
以上のように、活性酸素には、1〜2種類の抗酸化物質では対抗できないことがお分かりいただけると思います。
実際ビタミンCやEなどが消すことができる活性酸素・フリーラジカルの種類は決まっており、すべてのものを消すことはできないのです。よって、活性酸素・フリーラジカルそれぞれに応じた抗酸化物質が必要になってきます。総合的に摂取しないと十分ではないということになります。
■複数の抗酸化物質は相乗効果が大きい
抗酸化物質は、お互いに助け合う関係を持っています。例えば、戦い終わったビタミンEはビタミンCが疲労を回復させてくれ、また活性酸素に立ち向かってくれます。またビタミンCやEはセレンと共にベータカロチンの効果も高めてくれます。したがって、単独で用いるよりも効果的なのです。
また、抗酸化物質の種類が多ければ多いほど、体内で作用する時間が長くなります。
そういう意味で、抗酸化物質を複合的に摂ることは大事なポイントです。
アルファリポ酸は、他のビタミンC、ビタミンE、CoQ10、グルタチオンなど、一度使われた抗酸化物を体の中で再びリサイクルさせる働きがあることで抗酸化ネットワークの中心となっています。また、アルファ・リポ酸は白内障を防ぎ、免疫システムを改善し、重金属を解毒する肝臓の能力を高める役割を果たします。ドイツではアルファ・リポ酸は、糖尿病の神経病治療で認められつつあります。
活性酸素の一つ、一重項酸素に有効です。
自然で有効な抗酸化成分が含まれています。
ビタミンEの40倍、ビタミンCの20倍の抗酸化作用があるといわれています。
特に、ピクノジェノールと補酵素コエンザイムQ10との組み合わせは、抗酸化力が高まるとされています。
グルタチオンは、年齢と共に、体内で作られる量が、減少します。特に、肝臓で働く、体内の抗酸化物質です。肝臓を保護するため、アルコールの解毒や二日酔いにも有効で、お肌の老化や生活習慣病から身を守ってくれます。グルタチオンは身体の重要な抗酸化酵素、グルタチオン・ペルオキシターゼの構成要素です。
「N-アセチルシステイン」は、肝臓を酷使している方におすすめです。特に「たばこ、お酒、大気汚染により汚れた体内の掃除に強力に働きます。体内酵素を守り、活性酸素などによる細胞ダメージを強力に防ぎます。感染などによる病気になりにくくします。
毒素の分解作用の有るグルタチオンの前駆体となるアミノ酸です。また メラニン色素の生成を抑え、健康なお肌作りやシミなどの予防にお薦めです。
アスタキサンチンは、天然色素であるカロチノイドの一種です。他のカロチンと比較してはるかに強力な抗酸化力を有するために、米国を中心に注目を集めている新しい素材です。β-カロチンの10倍ビタミンEの500-1000倍の抗酸化力があることが報告されています。主に海産物に含まれる赤色色素で、サケやイクラ、鯛やキンキ、エビ、カニなどに含まれています。
また、皮膚におこる酸化も、正しい対処法を行えば、防ぐことができます。ビタミンC、E、補酵素Q-10(コエンザイムQ10)、アルファリポ酸入りのクリームなどで予防しましょう。
COQ10で皮膚の酸化を防ぎ、肌の再生を促進しましょう。 |