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なんとなくいらいらしたり、化粧のノリが悪くなったり、便秘になったり…。よく考えてみると、それはいつも「生理の前」ではありませんか? なぜだか分からないイライラや体調の変化…これは、生理前2週間ほどに集中する、「PMS(月経前症候群)」と呼ばれる女性ならだれでもおこりうる症状かも。実に女性の93%が何らかの不快感を訴えているという調査結果もあります。
<主な症状>
下腹部痛、肩こり、頭痛、便秘、胸のはりなどに加えて、イライラ、憂うつ、集中力減退などの精神的変化を感じることがあります。
生理前の“黄体期”は、黄体ホルモン(プロゲステロン)がたくさん分泌される時期で、皮脂分泌が活発になり、この時期に、吹き出物が出たり、肌が荒れやすくなったりする人もいます。また、黄体期に入ると、食欲がコントロールしにくくなり、食べ過ぎてしまったり、生理の時の出血に備え、からだに水分を溜め込むよう働きかけるため、体重が増えてしまったりします。
⇒生理周期は、排卵日を中心に、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が高まる生理後2週間の卵胞期と、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が高まる生理前2週間の黄体期の2つの時期に分けられます。
● なぜPMS(月経前症候群)は起こるのでしょうか?
「月経前症候群(PMS)」は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスが取れていなかったり、エストロゲンが過剰に分泌されたりして、エストロゲン優位の場合、PMSの好ましくない症状が続くという結果をもたらすといわれています。
また、ビタミンやミネラルなどの栄養素が欠乏していたり、代謝に異常があったりすると起こりやすいといわれています。
◎PMS(月経前症候群)、生理不順などにおすすめのサプリメント
PMS症状のある女性は脂肪酸の代謝がうまくいっておらず、ガンマ(γ-)リノレン酸やプロスタグランジンヘの転換が遅くなっています。PMSの人はPMSでない人と比べると、体内のγ-リノレン酸量が少ないことが報告されています。γ-リノレン酸を積極的に補いましょう。
⇒通常、食物から摂取したリノール酸から、体内でガンマリノレン酸が作られ、ガンマリノレン酸は、さらに代謝されて、プロスタグランジン1シリーズという局所ホルモンに代わります。プロスタグランジンは、大きく分けて1〜3シリーズあり、体の血圧、血糖、神経、免疫など、いろんな調整をしています。
プロスタグランジン(PG)は、私たちが健康であり続けるための大切な成分で、体内の必要なとき必要な場所に多種類のPGが作り出されます。1つの臓器のシステムも相反する多種類のPGバランスの上に成り立っているといわれています。
◎ガンマリノレン酸から作り出されるプロスタグランジン9種類のなかのプロスタグランジンE1の代表的な作用に、ホルモンの分泌正常化があり、女性の場合は生理前症候群(PMS)、生理痛、生理不順、更年期障害などの改善があります。
ガンマリノレン酸の主な欠乏症には、月経痛やPMSの他に、アトピー性皮膚炎、高コレステロール血症、肥満、糖尿病、アルコール性脂肪肝などがあります。
◎ガンマリノレン酸を直接、サプリメントで摂ってみましょう。
月見草オイル
月見草オイルに含まれるガンマリノレン酸(GLA)は アトピー性皮膚炎等のアレルギーを改善する他、月経痛や、月経前にみられるイライラや不安感なども抑える働きがあります。これは、ガンマリノレン酸が、プロスタグランジン1の材料となるためです。ガンマリノレン酸を豊富に含む食品はほとんどないため、おすすめです。
月経が始まる10日ぐらい前から、飲まれると効果的です。
ボラージ油は、ガンマリノレン酸が豊富です。
アルファリノレン酸、ガンマリノレン酸の欠乏はアトピー性皮膚炎をはじめ、高コレステロール血症、アルコール性脂肪肝、PMS(月経前症候群)、生理痛、糖尿病の原因になると考えられています。

ビタミンB群
ビタミンB6も、ホルモンのバランスを良くするので、生理前症候群、生理不順などに効果があります。またビタミンB群は、生理中のブルーな気分を軽くする役目を果たしてくれます。
PMSフォーミュラーには、ブラックコホシュ、マグネシウム、ビタミンB群、5-HTPなど、が配合されています。
ブラックホッシュは、正常なホルモン作用の回復を助け、月経前症候群(PMS)や更年期障害の症状緩和として人気のハーブです。他にも、生理痛、月経困難症、無月経症、婦人病、など女性の様々な症状で重要な役割を果たしてきた薬草です。
マグネシウム・カルシウムもホルモンのアンバランスを解消します。カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で、一緒に摂りましょう。マグネシウムが不足してくると、神経疾患、精神疾患、心疾患、不整脈などをきたす恐れがあります。カルシウムは不足するとイライラしがちになり、怒りっぽくなったります。神経の興奮・緊張を緩和し精神の安定に役立ちます。
また、ストレス、生活リズムの乱れによるホルモンの分泌異常、必要な栄養素の不足など、様々な原因が重なり、生理不順を起こしてしまいます。
ダイエットなどによる急激な体重減少は、無月経の原因となります。バランスのよい食事をしっかり摂るようにしましょう。
女性のためにカルシウムと鉄を配合したマルチビタミン。
マルチビタミンで栄養素の補給をすることによりPMSが改善されたとの報告があるようです。
マカはペルーの自然植物で、各種のアミノ酸やビタミンB1 ・B2・C・E・鉄・カルシウム・亜鉛等の各種ミネラルなど、栄養価が高く、強壮作用、疲労回復、免疫力向上など、身体によい作用があります。更年期障害やPMSの症状を和らげ、不妊症の改善にも効果が期待できると話題になっています。
PMSの症状に一つ、便秘の解消にお役立てください。
ピクノジェノ―ルは、強力な天然の抗酸化物質で、老化防止、アレルギー体質の改善、生理痛、子宮内膜症の改善などさまざまな効果が期待出来るとされています。
女性用デオドラントも利用して生理時も快適に。
<生理痛には?>
生理痛の原因の一つに、冷えによる血流の悪さがありますので、保温性の高い下着を使ったり、ゆったりとお風呂で温まったりしましょう。気分転換に軽い運動をしたり、リラックスを心がけましょう。アロマテラピーなどを利用するのもいいですね。
冷え、むくみなど、血流を改善するサプリです。
また、子宮内膜症や子宮筋腫などが痛みの原因となっていることもありますので、一度、婦人科を受診してみましょう。器質的な病気がない場合は、市販の鎮痛剤を使うといいでしょう。
体のなかでおこる頭痛、生理痛、筋肉痛など鈍痛のほとんどは、「発痛物質」とよばれる痛みを引きおこす化学物質によっておこります。発痛物質がつくられると同時にプロスタグランジンが産生され、発痛物質の作用を強め、痛みを増幅させます。また、同時に子宮を収縮させる物質でもあります。生理になると、子宮内膜で、この物質が分泌され、子宮にけいれん性の収縮を起こします。このホルモンは、本来出産時に大量に分泌されて陣痛を起こすものですが、生理の直前や生理中にも分泌されて血液を外へ押し出す働きをしています。この量が多い体質の人は子宮の収縮が強く、陣痛のような痛みが起きるのです。
鎮痛薬の主成分(アスピリンやイブプロフェンなど)には、このプロスタグランジンの産生を抑制する作用があります。
イブプロフェン剤

◎また、かなりの数の女性が生理中に頭痛でつらい思いをしているといわれます。片頭痛は、子どものうちは男の子に多いのですが、生理の始まる思春期のころから逆に女性が多くなります。ただ、片頭痛は一生続くというわけではなく、閉経を迎えるころにはぐっと減り、だいたい60歳を過ぎると片頭痛が起こらなくなる人が多いようです。このことから、片頭痛は女性ホルモン、エストロゲンと関係が深いと考えられています。
エストロゲンは、卵巣でつくられる女性ホルモンで、周期的にその分泌量は変化しています。生理前は血中のエストロゲン量が減少し、それがセロトニンに何らかの影響を及ぼして片頭痛が起こっている可能性があります。
セロトニンは、鎮静効果をもつ神経伝達物質で、脳内と血液内に存在しています。血液内に存在するセロトニンは、血管を収縮させ、興奮を抑える働きをしています。現在、その理由はわかっていませんが、生理前にこのエストロゲンが減少すると、それに伴い血中のセロトニンも減少し、血管を収縮させておくことができなくなり、拡張して頭痛が引き起こされるといわれています。片頭痛の原因は頭の血管の炎症ですが、その発端となる血管の拡張を引き起こす要因には、このように様々なものがあります。
日常生活では、片頭痛の方は,緑黄色野菜や葉物野菜の摂取が不十分なため、マグネシウムが不足がちといわれていますので、食生活に注意してください。コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは血管収縮作用が著しく、片頭痛が取れるといわれています。
また、片頭痛は脳内のセロトニンの欠乏と関係があるといわれているため、L-トリプトファン、魚油も役立つといわれています。その他、ビタミンB2の大量摂取は片頭痛を改善させるという報告があります。
フィーバーフューの有効成分であるパセノライドがセロトニンの放出を抑えることから、副作用のない天然の頭痛特効薬として、頭痛・偏頭痛でお悩みの方に重用されているハーブです。
子宮を刺激する作用があるので、妊娠中・授乳中の方は服用しないでください。
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