薬剤師コラム
〜第二十二話〜基礎代謝とダイエットの関係
その基礎代謝の中で消費量がもっとも活発なのは筋肉で全体の約40%程度(ちなみに、心臓で約5%脳ですら約3%程度です)を占めています。筋肉が多ければそれだけ消費エネルギー量が増加するといえます。
基礎代謝は成長の過程に於いて、成人前後でピークを向かえその後は徐々に減少の一途をたどります。だいたい40代に差し掛かるあたりから急激に降下すると言われ、これは筋肉が減衰してしまう事に起因しているようです。そして男女間でも相違が見られますが、基礎的な筋肉量の違いにより起こるものだといわれます。
基礎代謝のひくい人によくみられる傾向や特徴は次のようなものがあります。
*1 無理のある食事制限で摂取エネルギーは一時的にさがる事はありますが、同時に基礎代謝も下がってしまいます。基礎代謝が下がっている状態は摂取エネルギーが低下した分消費エネルギーも低下するということになります。そうなると次第に体重は減らなく(或いは減りにくくなります)、一般的にはこれくらいで挫折をしてしまうので(根本的に無理のあるダイエットを薦めているわけではありませんが。)食事量もダイエット前に自然と戻してしまうケースが間々見られます。戻しても基礎代謝は下がっているわけですから、結果的に摂取エネルギーが増加したのとおなじことになります。消費しにくい体に消費量以上のエネルギーが入るため脂肪がたまりやすくなるというわけです。これが所謂リバウンドと言われている現象です。
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