| ・花粉症の歴史 |
| 現在日本では5人に1人の割合で花粉症だといわれています。安易な計算で日本中で26000000人が花粉症ということになります。
その花粉症患者が初めて発見されたのは、19世紀初めのイギリスです。ある農夫が干し草を扱っているときに、突然くしゃみなどを発症しました。中には鼻水や、眼の充血、ときには喘息のような症状を起こす人もいました。
当然といえば当然ですが、当時は花粉アレルギーという考え方はなく、枯れた草に接触したために発症したのだとおもわれており、枯草熱(hay fever)といわれていました。其の名残でしょうか現在でも、花粉症はhay feverと呼ばれています。
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| ・花粉症の増加 |
年々増加している花粉症ですが、日本では戦後にでてきた新しい病気なのです。昔から同じような事が起こっていてもおかしくないはずなのに、なぜ近年になって急に増加したのでしょうか。
考えられる原因はいくつかあり、例えば戦後に大量植林された杉が未伐採のまま開花適齢期を迎えてしまい、
さらに地球温暖化の影響もあり、春先にはスギ花粉の飛散量が増えている事。
様々な排気ガスにより大気が汚れ、大気中にある多くの微粒子が抗体を生産しやすくなっていて、アレルギーの発症を促進している事。
道路整備が整っい土ではない道路が増えたことで一度落ちた花粉が再び飛散する事。
通気性の少なくなった住居のせいで、ダニやカビにとっての温床を作ってしまった事。
不規則な生活やストレスの多い生活が増えている事。
時代的な食生活の変化などアレルギーに対しての抵抗や、そのアレルゲン(原因物質)を増やしてしまっている事があげられるでしょう。
先進国と途上国とでその比率を比べると圧倒的に先進国の方が花粉症などの症例が多くみられるわけです。勿論先進国内でも、都市と農村などをくらべても其の差ははっきりとでています。
利便を得る事の変わりに得てしまった現代病ともいえるかもしれません。 |
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| ・花粉症(アレルギー)のしくみ |
| 人体には外部から入ってきた異物を排除する機能があり、花粉を異物と認識してそれに抵抗する抗体を作ります。簡単に言えば、泥棒にはいられたときにセンサーが反応して警備員がやってくるような感じです。泥棒を追い払おうと警備員が頑張っているわけですが、過剰に頑張りすぎてあたりにも何らかの被害が出てしまったようなものですね。つまり花粉が入るとそのたびに同じような事が起こっているわけです。これが所謂アレルギー反応です。実際にはそこでヒスタミン等の物質が分泌され、それが神経血管を刺激して様々な症状を引き起こします。 |
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抗体が過剰に作り出す物質によって花粉症のあの不快な症状が引き起こされるわけですが、その抗体の生産を抑える細胞という機構も存在しています。そのT細胞を活性化させるのがDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)ALA(アルファリノレン酸)、GLA(ガンマリノレン酸)と呼ばれる脂肪酸で、T細胞を活性化させて消炎系の物質を作り出し炎症を抑えてくれるようになるのです。
花粉症ではない人では、T細胞によりもともと消炎系と炎症系の物質を均衡に作られ続けているために問題はないのですが、花粉症の人にはそのバランスが崩れてしまっていて炎症を引き起こすというわけです。
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DHA(ドコサヘキサエン酸)/EPA(エイコサペンタエン酸) |
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ALA(アルファリノレン酸)/GLA(ガンマリノレン酸) |
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| DHAやEPA、ALA、GLAを消炎系の物質に変換するときに使われているビタミンがあります。そこではビオチンが使われているのです、このビオチンの血中濃度が低いと花粉症が発症しやすいともいわれており、アレルギー改善には非常に有効なビタミンといえます。他にもグレープシードエキスに含まれるOPC( オリゴメリック・プロアント・シアニン)にはアレルギーの痒みの原因と言われるヒスタミンを抑える効果が非常に強いといわれておりアメリカやヨーロッパでは花粉症対策としても人気の高い栄養素です。MSM(メチル・スルホニル・メタン)には痛んだ細胞を修復・再生する作用があり、バリア機能を強化すると考えられていて免疫の過剰反応を抑えるといわれています。 |
ビオチン |
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グレープシード |
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MSM(メチル・スルホニル・メタン) |
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| ・花粉症の予防
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未然に防ぐ方法があるのでしょうか?100%とはいきませんがある程度は、日ごろの行動を気をつける事により、減らしたり防いだり出来るようになります。
1.外からかえってきたら、うがいや手洗い、洗顔、鼻をかむなどをする。
2.外出時は、マスクや帽子等、花粉を通す場所にはなるべく防御できるものをつけておく。
3.つるつるしたコートなど花粉の付着しにくいものを選び、目の細かい生地のものなどは極力避ける。外部からかえったときには、衣類の花粉を払うなどし、家に持ち込まないようにする。
4.布団など外で干しているものには、花粉がつくので取り込む前によく払うようにする。
5.窓や扉をきっちり閉める。
6.こまめな掃除。 |
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